手や指にできる水泡「汗疱」ができる原因、汗疱の予防・改善法
皆さんは手や指に小さな水疱のような吹き出物ができてしまったことはありませんか?これは「汗疱(かんぽう)」という症状で、手に汗をたくさんかくことで現れる「あせも」や湿疹の一種です。正式名称は「汗疱状湿疹」と呼ばれ、簡略して汗疱と呼ばれています。
汗疱は手汗の症状と大きな関わりがあるので、ここでは汗疱ができる原因や予防法、改善策について詳しく見ていくことにしましょう。
汗疱ができる原因はやはり汗をかいたことが一番の原因と言われ、汗をたくさんかいてしまう多汗症の患者さんに多く見られています。また金属アレルギーや扁桃腺の腫れ、ストレス、自律神経のバランスが崩れている場合にも汗疱の症状は見られます。
汗疱ができる場所は手や指だけではなく、足汗をたくさんかく場合には足にもできることがあり、症状としては、手、指、足などに小さな水疱が左右対象に現れることが特徴的な症状とされています。
たとえば、右手の人差し指に汗疱ができたら左手の人差し指にも同じように汗疱が見られる、といった症状です。
汗疱の症状はかゆみを伴う場合もあるので、手や足がむずがゆくてたまらない症状も見られ、時に水虫と考えられてしまうこともあります。しかし、汗疱の症状は水虫とは違い、菌による水疱やかゆみではありませんから、菌の繁殖などは一切気にする必要はありません。
ただし、放っておくと手や足の乾燥へとつながるので、汗疱を見つけたらすぐに対処することが大切です。
汗疱は多汗症の患者さんに特にできやすいと言われていますが、特に多汗症の症状がない場合でも、春や夏など汗を比較的かきやすい季節には汗疱ができてしまうことがあります。
では、汗疱の症状を予防、そして改善していくにはどのようなことをすれば良いのでしょうか。汗疱の予防に効果が高い方法としては、やはり高温多湿の環境に長くいることを避けることがベストです。
特に湿度が高いと汗が乾きにくくなりますので、汗疱ができやすくなってしまいます。家にいるときはできるだけ湿度の低さを保つように心がけましょう。
また、汗疱を改善するには「塩化アルミニウム」が効果的です。塩化アルミニウムは手汗の予防にも効果のある成分ですので、汗疱ができそうなときに使うと予防にもなります。
塩化アルミニウムが含まれている「オドレミン」や制汗クリーム、塩化アルミニウム水溶液などを使って、汗疱を予防・改善していきましょう。


