手汗がひどい原因は多汗症?多汗症の原因と症状の特徴
異常に汗をかく、汗をたくさんかくことに不安感や恐怖感がある、汗をかいていることで人に迷惑をかけていると思っている…このような症状がある場合は「多汗症」であることが考えられます。
多汗症とは、汗をたくさんかいてしまう病気であることは皆さんもご存知かと思いますが、実は発汗量を調節している「自律神経」が大きく関わっている病気でもあります。
それでは、多汗症の原因と症状の特徴についてさらに詳しく見ていくことにしましょう。
多汗症の原因としては、先ほども書いたように自律神経のバランスが崩れることが考えられます。「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれている自律神経は、バランスを崩すと体調に変化が起こります。
人によってはめまいがしたり、元気がなくなったり、食欲がなくなったり、女性の場合は生理不順になったり、人それぞれ非常に様々な症状が現れます。
多汗症もその症状の一つで、手汗、足汗、脇汗など人によって汗をかく部位が異なっていることが特徴です。手汗だけがひどいという患者さんもいれば、手汗と脇汗の症状があるという患者さんもいます。
汗のかき方にもまた個人差があり、軽度の多汗症の場合は普通よりもたくさん汗をかく程度なのですが、重度の多汗症患者さんの中には、汗ですべって物が持てなくなる、手からしたたる程の手汗をかいてしまう、汗をかくことが不安で人に会うのが怖くなるなど、日常生活に支障を来す症状が現れることもあります。
では、そもそも自律神経のバランスはどうして崩れてしまうのでしょうか。そこにはストレスが大きく関係しています。手汗を始めとする多汗症の症状は、ストレスや過度の緊張を感じることによってますますひどくなる傾向が見られています。
さらに、手汗をたくさんかいてしまうことに対しての不安感や恐怖感を強く感じることで、自律神経のバランスが崩れて汗が止まらなくなってしまう、という悪循環が起きてしまっています。
汗は副交感神経が優位になればだんだん抑制されますが、多汗症の場合は交感神経が優位の状態になってしまっているので、なかなか汗も止まらず汗をかき続けてしまうのです。
こうした多汗症の症状を改善するには、自律神経のバランスを整える、つまり交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態にすることが重要です。交感神経と副交感神経については【手汗と交感神経の関係、交感神経と副交感神経のバランス】をご覧ください。


